「山口県」タグアーカイブ

#001 山陽本線 宇部駅 0番のりば

第一回目の投稿で紹介するのがこちらの車止め。

0番のりばは宇部駅を終着/始発駅とする宇部線列車専用のホームとなっており、この車止めは駅本屋側に設置されているもの。
車止めとしてはごくスタンダードな、曲げたレール部材をやぐら状に組み上げた第2種車止めで、特にここではレールに取り付けた別の車止め装置 (名称を失念した…) を併用しているのがわかる。

やぐら部分の背後、元は制走提であったと思しきコンクリート造の部分にはトラ模様の褪せた木材が打ち付けてあり、やぐら部分が後年設置されたものであるかのようにも感じさせる。
併設されている車止標識が最も経年が浅くみえる点からも、時間の経過に応じて段階的に改良が施されていることが読み取れる。

線路終端部分の中でも駅構内の中心部という目立つ位置にあり、駅構造と相まってファン心理をそそられるのだが、駅設備の土台を兼ねた制走提や、車止め周辺を囲う、他の部分とは異なるトラ模様の安全柵のくたびれ具合がまた良い雰囲気を醸し出している。

宇部駅は中心市街を外れた閑静な立地にあり、1M電車であるクモハ123形が発車時刻を待つ、ゆったりとした時間の流れが印象的だった。